うわごと

僕のマリ

自分の夢は現実だよ

年の瀬だ。この頃はいつにも増してぼんやりすることが多く、今この瞬間も電車を間違えて途方に暮れている。大井町を目指しているのに池袋に着いてグッタリ。この間は横浜から新宿に行こうとして鎌倉にたどり着いた。泣くかと思った。

 

今年は引っ越したり、連載が始まったり、10年くらい同じだったボブヘアーを卒業したり、猫の良さに気付いたり、色々あったなと思う。年始には意気揚々と「毎月、最終日に月報を書く」と始めたネットプリントもたった2回で終わり、誰に頼まれたわけでもないそれに若干の罪悪感を感じながら2020年12月30日まできた。ありがたいことに公私共に、いや主に「公」のほうが忙しかったので色々と出来ないこともあった一年。喫茶店と執筆業とたまに古本屋の仕事を手伝っている、3足のわらじを履く女となった。多分社会的な地位は低いが、あれ、もしかしてわたしは好きなことしかやっていないのでは?と気づく。こんな28歳を過ごすとは思わなんだ、いやしかし悪くないねとサッポロ黒ラベル片手に語りたい。

 

最近は日記集を一緒に作っている(と言うと共同作業のようだけど、実際は入稿、編集など原稿提出以外は全てお願いしている)伊藤さんが作ったLINEのオープンチャット「たぶん日記」に参加して、わりと毎日日記を書いて投稿している。匿名なので気楽なものだ。

 

来年の目標は……と言って達成できないことは絶対やりたくないのだけど、長らく寝かせていた『まばゆい』の刊行に力を入れたいと思っています。昨日も一昨日も書いていました。同じく柏書房の連載も折り返しを迎えたので、どんどん加速していきたいです。先日とある作家さんに連載の感想をいただき、非常に感激して、ああ頑張れる……と思いました。感想はちゃんと読んでます。読者なくしては成り立たないので本当にありがたい限りです。

 

2020年はいい出会いがたくさんあった。大事なものがよくわかった一年だった。泣いても怒っても傷ついても、このまま加速し続けて、誰にも真似できん生き方をしてやる。