うわごと

僕のマリ

悪い夢のように時がなぜてゆく

真冬も真夏も42度のお風呂に入っている。一時間くらい出たり入ったりを繰り返して、お風呂にベランダが欲しい、と思う。今は脱衣所で水をごくごく飲んで、デトックスしたぞいと得意になりつつも、冷凍庫のなかのアイスは何があったか考えてもいる。

 

シャトレーゼのアイスにハマっています。シャトレーゼって、片田舎の大きい道路にぽつんと立ってるケーキ屋さん、というイメージだったけど、最近は結構駅中にもあるみたいで、ケーキから洋菓子、和菓子と幅広く取り揃えているんだけど、お値段が優しすぎる、あの、シャトレーゼ。選択肢がたくさんありすぎて、何年もシャトレーゼに行くことはなかったのだけど、今住んでいる隣町にシャトレーゼがある。それで、「バッキー」という、しまうまバーの進化版のようなアイスがあって、それがとても好き。

https://www.chateraise.co.jp/campaign/chocobucky

 

ローソンかどこかで買って、美味しいな〜と調べていたら、シャトレーゼには限定の味があるという。今は、定番のバニラとチョコの他に、チョコミントとティラミスがあるのだ。チョコはまだ食べていない。あとの三つはめちゃくちゃ美味しい。パリパリのチョコが、申し訳程度ではなくギチッと入っているところも素晴らしければ、大きさも申し分ない。私はファミリーパックのアイスって、一本が小さすぎてひもじい気持ちになってしまうのだけど、バッキーに関してはまるで思わない。

 

それで、シャトレーゼのアイスコーナーは充実していて、バッキー以外にもたくさんアイスがあって。カップのアイスやかき氷のようなもの、チョコバナナやシュガーコーン、モナカもある。わたしのイチオシはスイカバー。シャトレーゼのスイカバー、全部がちょうどよくて絶妙なのだ。もちろん本家のスイカバーも負けず劣らず美味しいのだけど、舌触りのはんなりした感じ、やさしく口の中に消えていく感じが、なんか、泣けるドラマのエンディングみたいですっごくいい。せつなくて美しい。

 

コロナで頭やられたわけではなく、まあ味覚と嗅覚はやられているのだけど、だからこそ、食べ物に対する熱意がまたふつふつと湧いてきている。

発症してから一週間くらいはつらくて、高熱と喉の痛みと咳でぐったりしていた。最初は風邪だと思ったので治そうとして、葛根湯を飲んでからたくさん着込んで、夜中にうなされながら「暑い…暑い…」とうわごとを言っていたのだけど、味覚と嗅覚を消失したときに「コロナなんだな」と思った。やっとの思いで病院に行った時、発熱外来の特設コーナーができていて、エントランスの傘とか置くちょっとしたスペースにもパイプ椅子がたくさん置かれていて、これは、これは大変な事態だなと慄いた。

 

買い物行けないな、と思って、陽性になった日の夜に配食サービスを頼んだのだけど、六日経った今もきていない。東京、二万人とか三万人が感染しているので仕方ないことだ。熱が引いてからは、家のことをやったり原稿をコツコツ書いたりと、それなりに過ごしている。今日はカイジを読んだ。

 

先月から毎日日記を書いているので、夏号としてまとめて製本することを目標に頑張ります。一人でできるかは、微妙です。