いかれた慕情

僕の天使マリ

君を抱きしめて、朝まで泣き続ける

 

気圧のせいなのか体調のせいなのか気分が物凄く塞いでいて、定例の電車に乗って井の頭公園のベンチに座ってぼーっとする、というのをやったら少しだけ視界が開けたような気もする。

わたしはもともと暗いから、一度どんよりすると、どんどん目の前が真っ暗になっていくきらいがある。

今日も自分の人生について考えていたらそういえば友達が居ないとか同窓会に呼ばれた事がないとか悪い事ばかり考えてしまって、「ああ死にたい…」とか思ってたら散歩中の犬が寄ってきて戸惑うことなく撫でたらだいぶマシになった。

ぬいぐるみみたいな手触りの黒いトイプードルが短いしっぽをパタパタさせながら手をペロペロ舐めてくるだけでわたしの「死にたい」はどうにかなる。犬が好き過ぎる。

 

 

 

先週は映画館で「フロリダ・プロジェクト」を観た。

以前から気になっていたので、気分転換に夜出かけてチケットを買ったらサービスデーらしくて混んでいた。

わたしはほとんど洋画しか観ないんだけど、多分色覚的な要素が大きいのかもしれないと気付いた。

鮮やかなブルーの家とか、黄色いスクールバス、メロンソーダ、どぎつい赤いリップ、そういったものに対する憧憬が強いのだと思う。

 

「フロリダ・プロジェクト」は建物も服も髪の毛もカラフルだけど、食べ物は全部茶色い。

ワッフル、ピザ、ベーコン、クロワッサン、全てお行儀悪く食べる。

いい大人なのに真似したくなる。

 

支配人のボビーがモーテルの子供達に近付く不審者を物凄い剣幕で追い払うシーンが一番良かった。

 

いつもユジクに行ったらrojiで一杯飲んで帰るんだけど、映画観終わる頃には体調がかなり悪くなっていたので大人しく帰った。

 

最近の体調不良は貧血が酷くなっていることが大きな原因のようだ。

下瞼を裏返すと真っ白になっている。

わたしは忙しさとだるさにかまけて食事をおざなりにする癖があって、カップ麺を二口食べてやめるとか菓子パン一つで一日過ごすとか、そういうことばかりやっているのですぐダメになる。

昨年もそういうのでガリガリになって、帰省した時に親戚がドン引きして無理矢理鰻屋に連れて行かれた。

ちゃんと食べよう。

 

そういえば体調が限界だったのか何なのか、先週金縛りに遭った。

部屋で昼間うとうとしていたらピキッとなって動けなくて、そうしたら部屋の窓がスーッと開く音がして、目を開けたいんだけど開けられない。

何度か力を込めたらうっすら見えて、人影が見えたんだけどそれがまぎれもない自分で、ベッドからフワッと浮いて部屋から出て行きそうになって。

「待って行かないで」と思っているうちに金縛りが解けて、汗でびっしょりの身体で部屋の窓が閉まってるのを確認した。体感時間は15分くらいだったけど2、3分しか経っていなかった。幽体離脱ってあんな感じなのかな。

 

そんなことより、パソコンがいつ逝くかわからない恐怖に苛まれている。

オバケにならないでほしい。

長い間練ってた文章がやっと書き上がりそうで、もう一踏ん張りだ。

書いてる途中で色々なことを思い起こして少し涙ぐんだりしてるから全然進まない。本当に。馬鹿みたいなんだけどそういうことだ。

初めて出した本も、実のところかなり難産だった。何を書いたら良いか最後の最後まで考えあぐねた結果、だったらもう一番苦しいことを書こう、と決めて血を流しながら時間をかけて生まれた。

あともう少し頑張ってこの夏と決着をつけたい。

 

iPodを持って少し散歩してこよう。

わたしの気分はすぐ変わるから大丈夫だ。