いかれた慕情

僕の天使マリ

夢のまた夢

こんこんと眠り続けて16時間が経った日曜日の夜(この前は20時間眠っていた)、ふと思い立って身支度をして新宿へ映画を観に行った。

レイトショーが好きだ。ガラガラの座席は贅沢な気分になる。

映画が終わり、エンドロールを眺め、エッジの効いたラストシーンに思いを馳せながら気の抜けた薄いコーラを飲んだ。

照明が上品に館内を照らした時、胸の膨らみの上に数粒ポップコーンが乗っていた。

 

このまま帰るのもなんだか名残惜しくて、ゴールデン街をふらふら歩いて、バーで飲んで帰った。

カウンターの女性が私の顔を見て、「わたしホクロが多い女の子フェチなんです、うれしい」とスマートに心をくすぐってくれた。

その女性、池袋はくるさんの、お酒を作るときのたおやかな手つきに惚けながらたわいも無い話をして、同じ中央線沿いに住む編集者の男性と帰った。終電間際だったので、全く知らない人と新宿駅構内を走ったのが少し面白かった。

出版業界の話や映画の話をして、「また会いましょう」と言って別れた。

二十歳くらいの頃、「物書きになりたい、叶わないなら死にたい」と言ってさめざめと泣いた事を思い出した。

 

悩んでなんかないわよね。

長い夜に飽きただけでしょ?

忘れたわけじゃないのよね。

ちょっぴり夢に疲れただけでしょ? 

 

よく、スーパーカーの「DRIVE」を聴いていた。いしわたり淳治の詩が好きで好きで狂いそうだ。音楽は文学だ。私の音楽の趣味は90年代を中心に廻っている。

 

大雪で今日の仕事は無しになったので雪見酒だ。

 

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